7月27日(土)、FuJIのプレイベントを開催しました。当日は高校生のほか、保護者、行政・学校関係者の方々にもご参加いただき、講演やワークショップを通じてFuJIプログラムの魅力を体感できるイベントとなりました。
プレイベントについて
- イベント開催概要:高校生向けアントレプレナーシップ育成プログラム「FuJI(Future Japan Innovator)」のプレイベントとして、「世界大学ランキング2024」12位でアジアトップ※を誇る中国・清華大学と繋がりを有する小池 政就 氏(静岡県三島市出身)にご講演いただきました。また、FuJIの運営を受託する株式会社RePlayce代表・山本 将裕氏によるワークショップ&FuJI応募フォームの記入支援会も実施しました。
(※「世界大学ランキング2024」(Times Higher Education)。日本のトップの東京大学は29位。) - イベント名:中国・清華大学連携FuJIプレイベント
- 開催場所:静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ9F・会議室908
(TECH BEAT Shizuoka 2024会場内) - 開催日時:7月27日(土)13:30~15:00
- 対象者:FuJIの募集対象高校生のほか、どなたでも参加可能
プログラム
- 13:30~13:50 FuJIプログラム説明
- 13:50~14:20 基調講演(小池 政就 氏)
- 14:20~14:40 質疑応答
- 14:40~15:00 ワークショップ(山本 将裕 氏)&FuJI応募相談会(株式会社RePlayce)
登壇者紹介
- 小池 政就 氏
KongS株式会社 代表取締役
清華大学日本研究センター研究員
(財)日中イノベーションセンター事業本部長兼主席研究員兼評議員(〜R6.3) - 山本 将裕 氏
株式会社RePlayce 代表取締役CEO
iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員准教授
FuJIプログラム説明
新しい教育業界のトレンドに加え、これからの社会に必要とされるアントレプレナーシップの重要性を説明したうえで、FuJIのプログラムとその魅力についてご案内しました。
※FuJIプログラムについてはこちらをご覧ください。
基調講演(小池 政就 氏)
「アイデアや技術が羽ばたくために~国際比較を通して~」というテーマで、学生の時からアントレプレナーシップを持つ重要性や、日中での起業の違いなどを講演いただきました。
日本は諸外国に比べ、アントレプレナーシップに係る各種指標が相対的に低いことや、日本で起業が少ない原因等を中国と比較しデータを用いて分かりやすくお話しいただきました。
また、アントレプレナーシップの必要性や日本の目指す姿を踏まえ、諦めず熱意を持ってやり続けることや挑戦することの大切さを、実体験をもとに語っていただきました。
学生からの質問に対しても、時間の許す限り丁寧にご回答いただきました。
ワークショップ&FuJI応募相談会
FuJIのプログラムや応募方法等について、参加者と対話しながら詳しい説明を行いました。また、FuJIに応募するためには、事業アイデアなどの提出が必要となります。参加者が検討しているアイデアに対して、山本氏及び株式会社RePlayceのメンバーが壁打ち相手となりながら疑問点を解消していきました。
まとめ
参加者からのアンケートでは「自分の将来が楽しみになった」「企業の社員教育としても参考になる内容でした」といったコメントをいただくなど、満足度が高いイベントとなりました。
本プログラムは、スタートアップ創出を目指す静岡県が、その担い手となり得る次世代のイノベーターを創出しようと立ち上げたものです。
「キミが、日本の中心から世界を変えていく。」というコピーのように、静岡から世界を変えるような人材を創出すべく、静岡県、プロジェクトメンバー、参加高校生が一丸となって取り組んでいきます。
これから7ヶ月間全力で走り続けますので、引き続き注目いただけると嬉しいです。